グランディアのストーリー〜プロローグ〜

グランディアのバックストーリーを紹介しています。

エンジュール神話

昔々、精霊と人間は共存し、お互いに語り合うことができました。この世界が誕生した瞬間から存在を許された精霊から見れば、人間など歴史の浅い小さな存在でしかなかったのですが、精霊は人間を祝福し、その証として精霊の力の具体化した形、すなわち精霊石を人間に与えました。しかし、人間がコントロールするには精霊の力は大きすぎました。人間達の中には精霊石を使うことができるものなど、いなかったのです。

その時、まるで精霊石に呼ばれたかのように、光翼人が現れました。精霊に認められた光翼人は、精霊石を使用し人間の繁栄に貢献しました。人間達は光翼人、そして精霊を崇め、急激な発展を遂げたのでした。いわば精霊石は、人と世界のきずなとも言えるものだったのです。

人間達の急激な発展に、精霊達も喜びました。その発展はついに星々の間をつなぎ、果ては地面の裏側にまで及びました。しかし、その幸せが一瞬のうちに消えてなくなる、運命の日がやってきたのです。精霊石は7つに砕け散り、光翼人も二度と人間の前に姿をあらわすことはありませんでした。

これが、今に伝えられる創世記の物語、エンジュール神話。そんな神話に胸躍らせ、世界中を駆け巡り、冒険を繰り返す…そんな、かつての冒険者たちの時代も、世界の果てと呼ばれる、大きな壁の存在の発見によって幕を閉じたのでした。越えることができない程の大きな壁…。世界はそこで終わっていると考えられるようになりました。

そして現在…。

産業革命による科学の進歩によって、蒸気機関の時代がやってきました。そんな産業革命のまっただ中にあるメッシナ大陸の東の端、パームの街にジャスティンたちは暮らしています。幼なじみのスーや、良きライバル(?)であるガンツとその子分たちと共に、イタズラをしては怒られ、元気に遊び回っているのでした。

そんなパームの街の日常のワンシーンから物語りは始まります…。